2013年10月5日 京都府連総会を開催

 去る10月5日、京都府連は2013年度の講演会と総会を京都市中京区「職員会館かもがわ」で開催した。総会に先立ち市民向け行事として日本共産党前衆議院議員吉井英勝氏の講演会を行った(別掲記事参照)。その後、実施された総会では、冒頭に前日亡くなられたボー・グエン・ザップ将軍のご逝去を悼み全員で黙祷を捧げた。続いて前総会以降の活動報告、2013年度の活動方針が論議された。特に2013年度活動方針では、民衆レベルでのベトナムとの交流を強化すること、また京都府内の平和友好団体とも協力しながら、引き続き日本からのベトナムへの原発輸出問題について、その危険性を含め議論を深めていくこととした。また、従来から懸案事項であった、組織実態に応じた規約変更を行い、日本ベトナム友好協会京都府連合会を20144月から「日本ベトナム友好協会京都支部」と名称変更すること、および会員の拡大に引き続き取り組んでいくことが提案され、参加者全員の賛成で決定された。あわせて、2013年度の役員(会長・副会長・理事長・理事・事務局長・事務局次長・監事・顧問)を選出し、総会を終了した。
(京都府連理事長 向井啓二)

2013年10月5日 吉井英勝氏『原発問題講演会』 職員会館かもがわにて

京都府連・原発問題公開講演会
「原発輸出と再稼動を考える-福島原発事故から考えるエネルギーと地域再生の課題」を開催  関心高く
100人参加

 

京都府連合会は105日、公開講演会「原発輸出と再稼動を考える」を中京区・かもがわ会館で開催しました。約100名の参加で盛況(会場は満席)、用意した資料を増刷りしたり、補助椅子を入れたりの100名でした。改めてテーマへの関心の高さが示されました。講師には、前衆議院議員の吉井英勝氏(京都市出身、京大工学部原子核工学科卒業)を招いて行われました。吉井氏は講演で、原発輸出・再稼働は日米資本による原発利益共同体ビジネスと密接に結びついていること、今こそ真剣に再生可能エネルギーと地域経済再生を考えること、原発に頼らないエネルギーの成功モデルを生み出すことがベトナムに新しい道を示すことにつながることを強調されました。講演内容は次の通りです。なお、当日会場で2名の入会がありました。

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    原発問題を考える出発点は311福島原発事故

   今も14万人を超える避難者、・事故現場で調査-今も250μSv/h4時間で通常の1年分の被爆、・炉心溶融したから「収束はない」、・1400tの地下水の流入と汚染水処理、・地下水11000t、汚染水タンクからも300tの水漏れ

②「地下水」「汚染水」問題は福島原発建設時からの問題

   「富岡層」を削って建設した理由、・地下水対策を考えていなかったツケ

    日米原発利益共同体のいま

   原発1基約5000億円のビジネス、・311前に「国際原子力開発株式会社」、・原発輸出は政権が変わっても一貫、・輸出先の原発技術者養成に原発再稼動必要(原発輸出と再稼動は一体不可分)、・「原発セールスマン」、・「日米同盟」下の原発

    福島第一原発事故の検証

   2004年スマトラ沖地震津波とインド・マドラス原発損傷事例、2005年小泉内閣時代・多度津大型振動台を行革で売却、2006年第一次安部内閣「津波による全電源喪失による炉心溶融については大丈夫な構造になっている」、2011福島原発事故-メルトダウン・水素爆発発生

   311以前にとるべき対策を取らなかった不作為の責任

   311以降の対応の誤り

    海外メデイアの関心事の1つ「東京電力は何故、あんなに秘密主義か?」

・原発利益共同体の本質を見失ってはならない。

    東電・メガバンク救済に走った自民・公明・民主

    原子力規制委員会設置法(自民・公明・民主3党修正成立)法律によって原発輸出と再稼動に道を開いた

    解決のキーワード「再生可能エネルギーの爆発的普及。その仕事を農林漁業・中小企業と結びつける」→エネルギーでも地域経済でも原発依存から抜け出す。

    再生可能エネルギーと地域経済再生・地方自治

再生可能エネルギーが普及した場合の経済効果を示すなど、原発に頼らないエネルギーの成功モデルを生み出すことがベトナムに新しい道を示すことにつながる。

(京都府連事務局長 田中栄治)


バザーの収益を寄付しました!(2013年6月25日 フエにて)

 京都府連は、去る4月の京都まつりにて、ベトナムの枯れ葉剤被害者への支援活動の一環で、バザーを行いました。京都府連会長の荒木穂積(立命館大学教授) と同理事の黒田学(同)は、6月25日、中部地域での研究活動の際、フエ医科薬科大学のグエン・ベト・ニャン博士と面会し、バザーでの売上金総額2万円 (200ドル)を贈呈しました。荒木会長は、京都まつりの写真を見せながら京都府連の活動を紹介し、「枯れ葉剤被害の深刻な中部地域でお役に立てて頂けれ ば幸いです」と伝えました。ニャン博士は中部地域での枯れ葉剤被害者に対する医療活動に加え、教育、生活支援、国際協力の多方面から旺盛な活動をされてい る第一人者です。ニャン博士は「現在中部地域では枯れ葉剤被害児への早期介入が課題であり、京都の皆さんのお心遣いに感謝します」と述べました。
(京都府 連理事 黒田学)


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写真のキャプション

荒木会長とニャン博士(左から)




2013 年7月28日 「ベトナム料理を味わう会」

 在日ベトナム学生青年協会(京都)のラム支部長さんの家にお邪魔しました。朝5時から男性留学生の皆さんが準備してくださった、揚げ春巻き、 ベトナム風前菜(漬物)、ごはん、本格的ベトナムフォーなど色とりどりのベトナム料理をごちそうになりました。ラム支部長の奥さまや7ケ月のかわいい赤 ちゃんにも歓迎していただき、。「上を向いて歩こう」や「自由ベトナム行進曲」など合 唱したりと、協会会員一同本当に楽しいひと時を過ごせました。また、10年ぐらい前からの留学生との交流の様子が分かる写真のアルバムを見ながらなつかしいひと時を過ごせました。朝早くから準備 をいただいた留学生の皆さんに改めて御礼申し上げます(文:田中)

  






京都市とフエ市との「パートナーシテイ」提携式が20日、京都市国際交流会館で行われた。門川京都市長とファン・チョン・ビンフエ市長が学術や教育、福祉分野での交流促進を確認し、提携の調印を行った。昨年、4月、フエ市において開催された第13回世界歴史都市会議の際に、両市長間で市民交流を行政が積極的に応援するパートナーシテイを結ぶ方向を確認し、このたびの入洛に合せて提携を調印した。式典には両市の関係者約85人が出席。京都府連からは京都市からの招待により、荒木会長、向井理事長、黒田理事、田中事務局長が出席し、ビンフエ市長はじめ訪問団一行と交流した。


     4月15日 お祭りでベトナム雑貨とフォー(乾麺)を販売。

 
フォーは完売!売り上げは、(京都府連会長がフエを訪問する際に、フエ医科大のニャン先生を通じて)枯葉剤被害者の支援金として寄付します。
   <隣の沖縄物産ブースの皆さん、販売のご協力ありがとうございました!>


                    

2月20日 京都市とフエ市との「パートナーシテイ」提携式に出席

 京都府連合会は210日、公開講座「ベトナムへの原発輸出:たれながされる安全神話」を京都駅前・キャンパスプラザ京都で開催しました。3連休の中日にもかかわらず、約70名の参加で盛況、テーマへの関心の高さが示されました。講師には、京都府連会員で京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科准教授の伊藤正子氏を招いて行われました。

講演内容は、①原発輸出プロジェクト経緯:小泉内閣時代以降の動き、2009年民主党政権成立後に、官民一体で原発輸出・経済成長戦略の一つとして位置づけ、その後20113月東日本大震災をうけ、脱原発に転じた管政権下で一旦ストップ。野田政権に代わるとすぐ進展開始し、20119月日本原子力発電とベトナム電力公社(EVN)が導入可能調査。20133月迄に「プロジェクト成立性評価」をEVNに報告予定。EVNは調査結果にもとづき第2サイト設計実施後に国会提出され、2020年に稼動開始予定。

②ベトナム側の問題点:ニントウアン発電所立地の問題点として、自然環境豊かな国家公園に隣接し、港湾建設や温排水による生態系への影響が心配されること。同時に村人の生計や漁業への影響が及び、津波が起こり、一旦事故あればカンボジア、ラオス、タイなどに波及することが予想される。また、民主的議論の不在、国策への反対意思表示が認められない。知識層以外に伝わっていないなどの問題と、福島第一原発事故後も偏った「原発安全神話」の住民への浸透(日本の原発PR映像をそのまま報道)の問題。さらに、使用済み核燃料の処理の見通しが皆無であること。ベトナム政府には原子力発電を先進国として持っていなければいけない技術であるという思い込みがあることなど。

③日本側の問題点:悲惨な原発事故を起こした国が、自国の問題解決もできないうちから外国に輸出するという人道上の問題。第1期工事でロシアに負け、2009年に韓国に敗退し、何が何でも受注したいとの思い。OECDは原子力発電向けの政府開発援助(ODA)禁止のため別の融資を模索中という問題など。

④日越関係の変遷と特異性:第2次世界大戦末期の日本軍占領下、ベトナム北部での大飢饉により200万人を餓死させた。しかしベトナムは、日本の過去を非難せず、日本の国連常任理事国入りなど、いつも日本政府を支持。「ベトナムのことは、ベトナム政府と人民が自主的に決めること」という建前論では、日本の国益も損い、真の国際友好・平和連帯にはならない。地道に日本政府と原発企業に対してベトナムへの原発輸出をするなの声を上げていく必要があるなど、質問への回答も交えながら話があり、原発輸出反対の決意を固めて講座は閉会しました。(京都府連・田中栄治 発)


2月10日 京都府連・公開講座:
    伊藤正子先生講演会「ベトナムへの原発輸出:たれながされる安全神話」を開催

 

2013年度 活動報告

○日本ベトナム友好協会京都府連合会の活動

日本ベトナム友好協会は1955年に創立された日本で最も歴史のあるベトナムとの総合的な民間交流団体で、非営利組織として運営されている団体です。その加盟支部として私たちの京都府連合会があります。「大学の町京都」という土地柄、ベトナム人留学生も多く、留学生との交流会をしたり、ベトナム料理を作って味わうなどの活動や、ベトナムの枯葉剤被害者・障害者を支援するための催しなどを行っています。
また、京都・滋賀の各大学を中心に活動を続けている日本ベトナム友好障害児教育・福祉セミナーなどとも友好関係を持ち、会員が毎年ベトナムを訪問し、友好を深めています。
 現在の活動はこのようなものですが、ベトナムという国をもっと知りたい思う方は、ぜひ私たちの会員になっていただきたいと思います。


2014年10月4日  2014年度 京都支部総会を開催

 去る104日、京都支部は2014年度の講演会と総会を京都市下京区「キャンパスプラザ京都」で開催しました。総会に先立ち中峯将文弁護士による講演会「日本における外国人の就労実態」を行いました。その後、実施された総会では、前年度総会以降の活動報告、2014年度の活動方針が論議されました。特に2014年度活動方針では、協会創立60周年を向かえる節目として、新たな時代に即した友好運動とは何かを来年の総会を目処に大いに議論し検討を進めていくこと、会員拡大をはじめとして、支部独自に何を友好運動の基礎にして活動を進めていくのか真剣に議論を進めていくことの提案がされ、参加者全員の賛成で確認された。あわせて、2014年度の役員(会長・副会長・理事長・理事・事務局長・事務局次長・監事・顧問)を選出し、総会を終了した。

(京都支部事務局長 田中栄治)